岡山県美作市の、「英田上山棚田団」の皆さまと一緒に、上山の棚田の魅力を広めるべく、棚田アイスの取組を開始しました！

その名も、「上山アイス」です。

現在は上山の棚田地域周辺と、BEAT ICEのオンラインショップでの取り扱いとなりますが、今後、美作市や岡山市を中心に、岡山県内での販売を予定しています。どうぞお楽しみに！

【棚田団の取り組みに背中を押されて】

葉山の棚田での活動に携わり始めた頃、

「このきれいな風景を、有機的に次世代に繋いでいくことはできないのだろうか？」と思い、小さくてもいいから前向きなアクションを起こしたいと考えていました。

しかし、何をどうしたらいいのか全くわからない。そこでまずは日本全国の棚田の取り組みについて調べることにしました。そして、一冊の本にたどり着きました。

「愛だ！上山棚田団 限界集落なんて言わせない！」

この本を読み進めるうちに、どんどんワクワクしてきた日のことを、今でも鮮明に覚えています。

たった一人の移住者から始まった壮大なストーリー。

まずは自らが楽しみを作り出し、楽しむこと。

そこに一人、また一人と惹き寄せられ、新たな楽しみが生まれ、それがやがてひとつの集楽(しゅうらく)となっていく。

当時の自分に、とても大きな希望を感じさせてくれる本でした。

背中を押され、葉山の仲間たちと一緒に作り始めた小さな小さな楽しみの種が、

出会った全ての人の力添えによって育まれ、

「上山アイス」という形で実を結部ことができました。

心から、感謝の気持ちでいっぱいです。

この棚田アイスが、次なる笑顔を生むことを願いながら、丁寧に届けていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします！

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・英田上山棚田団

NPO法人英田上山棚田団は「楽しいことは正しいこと」を理念に発足した大阪の異業種の集まり、協創LLP（有限責任事業組合）のエコプロジェクトとして2007年9月に任意団体として活動開始。

2011年8月にNPO法人として棚田再生をはじめとして環境保全や地元資源を生かした地域の活性化に取り組む。

2013年には日本ユネスコ協会連盟による『プロジェクト未来遺産』に登録、2015年には『JTB交流文化賞』を受賞。トヨタ・モビリティ基金の助成対象地域としても選出され、過疎山間地域での移動の課題解決に向けたプロジェクトも進行している。

・上山の棚田

上山はかつて8300枚もの棚田を有する地域だったが、時代の流れと共に大部分が荒れ地と化していた。2007年に関西圏の都市住民を中心に結成された「英田上山棚田団」が上山での活動を始め、地域住民や行政、企業とも協力して棚田を再生。今では人口160人ほどの地域に40名もの若者が移住し、昔ながらの「ハゼ干し」によるお米作りを行っている。